鮎川?ならば魚いるでしょ
藤岡市に鮎川という名の川が流れているんですよね。
ほー、鮎川か。
鮎がいるから鮎川なんでしょ?
そんな綺麗な川なの。じゃぁ行ってみるしかないな。
というわけで行って参りました、鮎川。
調べてみると鮎川御苑というお店の手前に川遊びスポットがあるようなので、ここに向かってみたんですね。
しかし、晴れた夏の日曜日ということで行ってみると大混雑(・_・;
車道は路駐の列が連なり大○惑状態。川を見下ろしてみると広〜い川原で人が散開しているのですが、コロナ禍ということも一応あり、ここは避けて他にスポットを探しに。
しばらく探してみると一応降りられる場所が。先客が1組だけ外国人さんがキャンプしてます。
若干降りづらいんですが、息子としっかり手を握りながら慎重に下へと。
おー、水は澄んでおり冷たくて気持ちいいですね。息子ももう慣れたもので何も言わず川を渡ります。
息子はまだ4歳なので急流は避けて、枝分かれした浅く緩やかな方へ。
覗いてみると小魚がたくさんいるではありませんか。間違いなく鮎ではないけれど!
まー、今日は鮎が目的ではないですから、いいんです。
魚を見つけると息子も俄然やる気を出し、しゃがみ込んでじーっと網を構えてます。
私も隣でしゃがみ込みじーっ。
「いたっ!」
息子が網をジャバッ!「イェーイ、獲れたぁ!」
なんと一発で捕獲。僅か1センチほどの魚が!
私も立て続けに捕獲!もういっちょジャバッ!どんどん獲れる。
というのも、ここは川とも呼べない水深10センチほどの水溜りのようなところ。魚も逃げ場がないので獲りやすい。
観察目的なので数匹獲れた時点で終了。もういいかなぁと思っていたその矢先。
息子が離れたところから「おーい!獲れたぁ!魚じゃないよぉ!」
!?
何!すぐ駆けつけるぞ息子よ!
足場の悪い石ころの川原を自分なりに全速力!
駆け寄り網の中を覗いてみるとそこには、ドジョウが!
おぉー!初めて見た野性のドジョウ。
息子も「すごいでしょ。自分で獲ったんだよ。」と自慢気。
小魚に紛れてこんなところにいるのか。
んー、調べてみると恐らくこれはヒガシシマドジョウかな?
ですよね?
そして、魚の方は...。
すみません、よく分からない。
アブラハヤ?
お魚観察はこの辺にしてキャッチアンドリリース。えいっ!
他にスポットが無いか歩いてみると、流れが緩くとても浅く、石が転がり苔のたくさん生えた湧き水スポットが!
私、YouTubeでザリガニやら川魚のガサガサ系をザッピングをしていた経験から、ピーンと来ました。
『絶対サワガニいる!』
この頃、何故か我が息子は「おうちに帰りたい!」とスイッチオフモード。
そんな息子を「サワガニいるぞ!」と励ましながら、帰りたいコールを背中に受け岩陰を探し続ける。
探し続けること10分。息子との交渉材料も無くなり、「じゃあ帰るかぁ。」と言いながら帰り道に足元の石をどかしてみると。
なんとそこにサワガニが!
ついに息子とサワガニの初のご対面。「まだ見たことないよ、カニ。」と、興奮気味の息子。
しかし、見てみるとこのサワガニ。岩陰から離れたところにいたせいか、足が欠けていました。隠れる場所もたいして無いので、魚に襲われてしまったのかな?
発見の興奮はたちまち冷め、「可哀想だねぇ。」とトーンダウン。
しかし、これが厳しい自然の掟なのか。サワガニはそのままそーっとまた石の下へ。
さあ、「ここは面白くない。」と息子の帰りたいコールが激しいので帰ることに。ここで生き物探しは終了です。
家に帰ってから、川が好きなはずの息子が何故帰りたがっていたのか聞いてみました。すると、「臭かった。」と一言。あぁー、たしかに一部タイドプールみたいなところがあって、その近くは臭かったな。そうだっのか(;´д`)
川遊びが飽きてしまったのかと思ったが、少し安心した。
次は臭く無いところに行きましょう!